クローズドセルマットは何が違う?8製品をスペックで整理
厚みと断熱性の違いをスペックから読み解き、自分のスタイルに合う一枚を見つけられます。
文:野瀬 蒼汰読了 7分道具棚:クローズドセルマットリンク確認 2026.11.03
PRこの記事の商品リンクはAmazonアソシエイトのリンクです。リンク経由で購入されるとDealvia Storeに紹介料が入ることがありますが、価格は変わらず、掲載順にも影響しません。 収益について
星図(12)

仕様表に記載された厚さ0.9cmという数字は、エバニュー Trail mat 180 EBA506のような薄手モデルを検討する際に、クッション性の限界を見誤りやすいポイントです。ミリ単位の違いが寝心地を大きく左右するため、素材や収納時の寸法と合わせて慎重に読み取る必要があります。マットのr値とはの数値を把握しながら、THERMARESTやキャプテンスタッグ、Mozambiqueなどから登場している8製品のクローズドセルマットを対象に、重量や断熱性能の差を比較します。
並べてわかる違い
| 道具 | 向いている野営 | Size | Weight | Material | Amazon |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Best for Ultralight Backpackers | 51×183×2cm | 410g | EVA foam | Amazonで見る |
| 2 | Best for Minimalist Climbers | 51×183cm | 400g | EVA foam | Amazonで見る |
| 3 | Best Wide Winter Mat | 56×186cm | 370g | 発泡ポリエチレン | Amazonで見る |
| 4 | Best for Seasonal Versatility | 56×183×2cm | — | アルミ加工 | Amazonで見る |
| 5 | Best Lightweight Ultra-Thin | 180x50x0.9cm | 320g | 発泡ポリエチレン | Amazonで見る |
| 6 | Best for All-Around Campers | 56×186cm | 430g | IXPE素材 | Amazonで見る |
| 7 | Best Extra-Thick Cushion | 192×61cm | 560g | XPEポリエチレン | Amazonで見る |
| 8 | Best Simple Solo Pick | 185×60cm | 380g | IXPEフォーム | Amazonで見る |
下調べの手順:公開されている製品仕様とユーザーの声を照らし合わせ、クローズドセル以外のマットや用途違いのモデルを除外して8製品を選定しました。 編集方針
星空の下で選ぶ道具
表面に施されたアルミ蒸着による断熱性の高さがレビューで一貫して支持されているクローズドセルマットです。サイズは51×183×2cm、重量は410gで、収納時は51×15×13cmの蛇腹式にまとまります。R値は2.0を備え、素材には軽量EVAフォームが使われています。車中泊の荷物を極力減らしたいミニマリストには向きますが、分厚いクッション性を求める場合は底付き感を覚えるかもしれません。3シーズンの野営で手軽に設営を済ませたい場面に適した一枚です。
+ 推せる理由
- アルミ蒸着加工により無加工モデルと比べて断熱性が20%高められています
- 重量410gの軽量設計で持ち運びの負担を最小限に抑えられます
- アコーディオン状の折りたたみ構造ですばやく設営と撤収が行えます
- 注意したい点
- 厚みが2cmにとどまるため硬い地面の上では底付き感があります
厚さ1.5cmの軽量EVAフォームを採用し、重さは400gに抑えられています。大きさは51×183cmで、収納サイズは長さ51×直径20cmとなります。アルミ蒸着処理を省いたオリジナルモデルであり、R値は2.6を確保しています。
荷物をできるだけ軽くしたい登山者や、ソロキャンプでザックの外側にマットを括り付けたい人に向く仕様です。一方で、厚みよりもクッション性を最優先する人や、極上の寝心地を求める人にとっては物足りなく感じられる可能性があります。
+ 推せる理由
- 厚さ1.5cmと軽量EVAフォームにより重さ400gを実現しており、携行性を重視するアルパインスタイルやソロキャンプで負担になりにくい仕様です
- R値2.6を備えているため、地面からの冷えを遮断したい季節の山行や野営シーンで頼りになります
- アルミ蒸着処理を省いたシンプルな構造により、耐久性と扱いやすさを兼ね備えています
- 注意したい点
- 厚さが1.5cmにとどまるため、地面の硬さや凹凸を完全に吸収しきれない場合があります
冬場の冷え込む地面からの底冷えを防ぎたいなら、幅56cmで長さ186cmのサイズを備えたこのモデルが候補になります。厚さは1.8cmあり、裏面にはアルミ加工が施されているため、IXPEフォームの断熱性と合わせて寒さ対策を重視する場面に向いています。重量は370gで、専用の収納バッグとバンドも付属します。ただ、収納時のサイズが58×13×14cmとかさばるため、ULスタイルで荷物を極限まで削りたい場合にはバックパックへ外付けする工夫が必要です。
素材には発泡ポリエチレンを採用しており、クッション性と防水性を確保しています。表面は滑らかな仕上がりで、テント内の床にそのまま敷いて使う仕様です。裏面の凸凹形状が地面の凹凸を和らげる構造になっています。
持ち運びの際にかさばる点を許容できるなら、手軽に扱えるマットとして選択肢に入ります。積載に余裕のない小型ザックだけで移動するスタイルには向きません。
+ 推せる理由
- 幅56cmと長さ186cm
- 重量約370gの軽さ
- アルミ蒸着による保温性
- 収納バッグとバンド付属
- 注意したい点
- 収納サイズがやや大きい
- 外付け運搬にかさばる
Best for Seasonal Versatility
Mozambique アウトドアレジャーマット 20mm厚
Mozambique(モザンビーク) キャンプ用アウトドアレジャーマット 車中泊対応
表面の高品質なアルミ加工が特徴のクローズドセルマットです。展開時は横幅56cm、縦183cm、厚さ2cmのサイズを確保し、収納時には横幅56cm、高さ13cm、奥行12cmのコンパクトさにまとまります。夏場はアルミ面を下向きにして使い、冬場は上向きに向きを変えることで気温の変化に対応できる構造です。
厚みは2cmと標準的で、荷物を極力減らしたいソロキャンプには向きますが、硬い地面での底突きを完全に防ぎたい人や寝心地を最優先したい人には物足りなく感じられるかもしれません。夏場でもべたつきにくい肌ざわりが仕様表からうかがえます。
+ 推せる理由
- 横幅56cmと縦183cmのサイズを備えながら収納時は奥行12cmに収まる寸法
- 夏場はアルミ面を下、冬場は上に向けることで季節に応じた使い分けができる構造
- 通常のキャンプや登山、車中泊での故障に対応する1年保証が用意されている点
- 注意したい点
- 厚さが2cmにとどまるため、岩がゴロゴロした不整地では地面の硬さがダイレクトに伝わりやすいこと
他製品の軽量モデルと比べると、この発泡ポリエチレン製マットは厚みや密度を見直すことで耐久性を高めている点が異なります。サーマレスト リッジレストクラシック マットレスに似た硬さを持ち、サイズは180x50x0.9cm、質量は320gで設計されています。全身をしっかりとカバーしつつ携行性を保つ仕様ですが、厚さ0.9cmという薄さは、真冬の凍てつく地面からの冷気対策としては物足りなく感じる場合があります。そのため、底冷えが厳しい環境での使用が前提なら、追加の断熱対策を考えるか別の厚手モデルを選ぶのが無難です。
新しいスリーピングマットシリーズとして、前モデルの軽さに『FP mat』由来の硬さと丈夫さを上乗せしているのが特徴です。実際の仕様表を見る限り、軽量性と一定の耐久性を両立させたいソロキャンパーに向いています。収納時にかさばるクローズドセル特有の扱いにくさは残るものの、荷物を少しでも軽くまとめたい場面では頼れる選択肢になります。
+ 推せる理由
- 発泡ポリエチレン素材により質量320gの軽さを実現している
- 180x50x0.9cmのサイズで全身をしっかりカバーできる
厚さ2cmのIXPE素材を採用したクローズドセルマットです。幅56cm×長さ186cmのサイズを持ち、重量は約430gに抑えられています。エバニュー Trail mat 180 EBA506などと比べるとやや大きめの設計ですが、アルミ加工による断熱性を備えているのが特徴です。
片面のアルミフィルムで夏場の地熱や冬場の冷えを和らげる仕組みになっています。ただ、収納サイズが幅13cm×長さ56cm×厚さ14cmあるため、小型のザックを好む人にはかさばるかもしれません。
+ 推せる理由
- 厚さ2cmのIXPE素材
- 重量は約430g
- アルミ加工による断熱性
- 便利な収納袋付き
- 注意したい点
- 収納時の厚みが14cmある
- 小型ザックには収まりにくい
表面にアルミニウムを、裏面にXPEポリエチレンを採用したクローズドセルマットです。使用サイズは縦192cm × 横61cmで、収納時は縦17cm × 横61cm × 高さ15cmになります。本体重量は約560gで、折りたたみ式のブロック型構造です。特殊な波形デザインが空気層を形成し、地面からの冷気を遮断しながら体温を反射して保温力を高める仕様になっています。
防水加工が施されているため、汚れても簡単に拭き取ることができ、丸洗いにも対応します。車中泊やキャンプの寝袋の下敷きとして使いやすい一方で、収納時の厚みが15cmあるため、ザックの容量が限られるULスタイルを好む人には嵩張るサイズ感と言えます。
+ 推せる理由
- 約560gの軽量設計で、女性でも楽に持ち運べる仕様になっていること
- 表面のアルミ層と裏面のXPEポリエチレンによる優れた断熱効果
- 防水加工と丸洗いに対応し、アウトドア使用後もお手入れしやすいこと
- 注意したい点
- 収納時の高さが15cmとやや厚みがあり、パッキングの際にスペースを取ること
両面が黒色で統一されたIXPEフォーム製クローズドセルマットです。展開サイズは約185×60cm、厚みは約2cmあり、空気を入れず直ぐに広げて使えます。重量は約380gで、収納時は約15×60×15cmの大きさにまとまります。マット本体に加えて収納袋とバンドが付属します。
サーマレストの同等モデルと比べても遜色ない軽さを持ち、ソロツーリングや荷物を削りたいULスタイルに向いています。一方で、極端な低温下ではこれ一枚で対応しきれないため、寒冷期には別の断熱マットとの重ね使いが必要です。
仕様表を見る限り、厚み2cmのクッション性は底付き感を和らげる最低限の数値です。大柄な体格の人が横になると、地面の硬さをダイレクトに感じる場合があります。
+ 推せる理由
- 重量約380gの軽量設計で持ち運びやすい
- 空気を入れずに展開できるIXPEフォーム製
サイズと重さの考え方
クローズドセルマットを選ぶときは、まず厚みと素材の組み合わせに注目します。エバニュー Trail mat 180 EBA506のように厚さ0.9cmの薄型は携行性に優れますが、地面の硬さをダイレクトに感じやすくなります。一方、ATOKA アウトドアマット 極厚25mmのように厚さ2.5cmを誇るモデルはクッション性が高い反面、収納サイズがかさばるトレードオフが発生します。
アルミ蒸着の有無も断熱性を左右する重要ファクターです。THERMAREST リッジレストクラシック マットレスのようにアルミ加工を省いたモデルは、R値の数値や素材そのものの特性で保温性を担保しています。逆に、Mozambique アウトドアレジャーマット 20mm厚のように表面にアルミ加工が施された製品は、季節によって向きを変えることで地熱や冷気をコントロールしやすい仕様になっています。
避けるべき失敗として、重量の軽さだけに注目して収納時の寸法を確認し忘れるケースが挙げられます。キャプテンスタッグ キャンプマット フォームマット M-3318のように軽量であっても折りたたみ時の形状や幅がザックのサイズと合わないと、運搬時に大きく邪魔になります。必ず展開サイズと収納時の両方の寸法を比較してから決めるのが確実です。
夜のテントで出た質問
- 問1クローズドセルマットの厚みはどれくらいのものを選べばいいですか?
- 答荷物を削りたいなら1cm前後の薄手モデルが向きますが、底付き感を和らげたいなら2cm以上の厚みがある製品が安心です。ただし、厚みが増すほど収納サイズも大きくなります。
- 問2アルミ蒸着加工があるマットとないマットでは何が違いますか?
- 答アルミ加工がある製品は体温を反射して断熱性を高められる一方、ないモデルは素材自体の構造で保温性を維持します。
- 問3冬場のキャンプでもクローズドセルマット一枚だけで眠れますか?
- 答気温や地面の凍結具合によるため一概には言えず、寒冷期にはインフレータブルマットなどとの重ね使いが必須になる場合がほとんどです。
記載の誤りや販売終了に気づいたら、お問い合わせから教えてください。確認して直します。








