2026年版・ヘキサタープの選び方ガイドと候補9点
素材と耐水圧を見極め、キャンプスタイルに合うヘキサタープを選ぶための基礎知識。
文:野瀬 蒼汰読了 7分道具棚:ヘキサタープリンク確認 2026.11.03
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道しるべ(13)

強い日差しを遮る木陰がないサイトで設営を終えた直後、急な夕立に見舞われて荷物が濡れてしまうことがあります。耐水圧が足りない布地や風に弱い構造を選んでしまうと、雨粒が染み出してきたりポールがしなったりして落ち着かない夜を過ごすことになります。日よけの面積や素材の特性をあらかじめ把握しておくことが大切です。
このガイドでは、ポリエステルからポリコットンまで異なる生地を採用した9つのヘキサタープを取り上げます。DODやSoomloomといった代表的なブランドの仕様を読み解き、サイズや重量の違いが実際のフィールドでどう影響するのかを整理していきます。
装備比較表
| 道具 | 向いている野営 | Size | Material | Water Resistance | Amazon |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Best for Family Camping | 420x410 cm | 150D Polyester | 2000 mm | Amazonで見る |
| 2 | Best Group Shelter | 420x420 cm | Polyester | 1200 mm | Amazonで見る |
| 3 | Best for Tepee Sets | 570x435 cm | Polyester Taffeta | 1600 mm | Amazonで見る |
| 4 | Best for Bonfires | 420x410 cm | Polycotton TC | 350 mm | Amazonで見る |
| 5 | Best Ultra-Wide Setup | 500x500 cm | Waterproof Fabric | — | Amazonで見る |
| 6 | Best All-Inclusive Kit | 440x440 cm | Polyester | 2000 mm | Amazonで見る |
| 7 | Best High-Shade Canopy | 520x420 cm | Ripstop Polyester | 8000 mm | Amazonで見る |
| 8 | Best Heavy Sun Blocker | 520x420 cm | 150D Polyester | 5000 mm | Amazonで見る |
| 9 | Best Compact Hexa Tarp | 430x350 cm | Polyester | 1000 mm | Amazonで見る |
この装備リストの組み方:ここに並べた道具を手元で試したわけではありません。メーカーの仕様と購入者の声を比べて、私の判断で並べています。 編集方針
出発前に決めておくこと
ヘキサタープを選ぶうえで最初に確認すべきなのは、ポリエステルかポリコットン(TC素材)かという生地の選択です。ポリエステルは軽さと防水性に優れ、濡れても乾きやすい特性があります。一方、Soomloomヘキサタープ4.2mx4.1mなどに使われているTC素材は、火の粉に強くタープの下で焚き火をしたい場合に選ばれますが、乾燥させずに保管するとカビが発生しやすいため手入れの手間が増えます。
耐水圧の数値は雨への備えを判断する基準になります。DOD Itsukano Tarpやアイリスオーヤマ製品のように耐水圧2000mmあれば一般的な雨は十分に防げますが、BUNDOKミニ ヘキサゴンタープの1000mmクラスでは激しい降雨時に不安が残る場合があります。LUHANAやSoomloomの大型モデルのように、特殊なコーティングで遮光性を高めた製品は真夏の強い日差しを和らげる効果が高い反面、収納サイズが大きくなる傾向があります。
もう一つの見落としがちなポイントは付属品の有無です。ポールやペグが最初からセットになっている製品は買い足しの手間がありませんが、スチール製ポールを選ぶと総重量が4kgから5kg台になり、徒歩やバイクでの移動では大きな負担になります。車載スペースと持ち運びの手段を考慮して、シート単体の軽さを優先するか、オールインワンの利便性を取るかを決める必要があります。
持っていく道具
ポリエステル150D生地を採用し、PUコーティングとUPF50+のUVカット機能を備えたタンカラーのヘキサタープです。最低耐水圧は2000mm、遮光率は90%以上を確保しています。サイズは約W420×D410cm×H230cmで、付属ポール使用時の高さとなります。重量は約5.2kg、収納サイズは約W67×D14×H14cmです。ペグ8本、ロープ、延長テープ、キャリーバッグが標準で付属します。
総重量が5.2kgあるため、徒歩やバイクでのソロキャンプには少し重く感じられます。車でのファミリーキャンプでテーブルを囲む用途には扱いやすいサイズです。
+ ここが頼れる
- 厚みのある150Dポリエステル生地を採用し高い遮光性を確保している
- テントと重ね張りできる便利な延長テープが標準で付属する
- ポールやペグが一式揃っており買い足しの必要がない
- ここは割り切り
- 約5.2kgの重量があるため軽量性を重視する徒歩キャンプには向かない
設営時の安定感を優先してスチールフレームを採用しているため、総重量が約4.7kgと数字なりの重さがあります。背の高いポールを立てる構造ゆえ、約420×420×220cmの広々とした空間を確保でき、多人数でのグループキャンプで実力を発揮します。耐水圧は約1200mmを備えているため、急な天候の変化にも対応可能です。軽量なモデルを探しているソロキャンパーには少しオーバースペックになります。収納サイズは直径17×43cmにまとまります。
+ ここが頼れる
- 耐水圧約1200mmを備えているため突然の雨粒をしっかり弾く
- 約420×420×220cmの広さを確保できる
- 直径17×43cmへ収まる収納サイズ
- ここは割り切り
- 総重量が約4.7kgとそれなりにあるため持ち運びで重さを感じる
Tepeeテントと組み合わせてリビングスペースを広げたい人に適したヘキサタープです。変形型の左右非対称な形状を採用しており、設営レイアウトの自由度を高めたい場面で役立ちます。組立サイズは570/330×435×230/172.5/115cm、収納サイズは66×16×16cmの設計です。
総重量は4.3kgあり、スチール製ポールを含むため徒歩キャンプよりも車での積載を前提とする重量感があります。シート素材には耐水圧1600mmの難燃性ポリエステルタフタを用い、UV-CUT加工も施されているため日差しの強いフィールドでも使いやすい仕様です。高さは3段階に調節できます。
広めのリビングを確保できる一方で、変形デザインを活かすにはある程度の設営スペースが必要になります。荷物を車で運ぶスタイルでなければ持ち運びが負担になる点には注意が必要です。
+ ここが頼れる
- ポールとシートを含めた総重量が4.3kgで車載に適している
- 耐水圧1600mmの難燃性ポリエステルタフタ生地を採用している
コットン35%とポリエステル65%を組み合わせたTC素材を採用しており、ナチュラルな風合いと優れた遮光性をあわせ持つヘキサタープです。表面にはカビ防止加工と撥水加工が施されており、耐水圧は350mmとなっています。サイズは420×410cmのヘキサゴン形で、6ヶ所のグロメットを活用して多彩な張り姿を楽しめます。ポリエステル単体のモデルと比べると火の粉に強く、タープの下で焚き火を囲みたいキャンプスタイルに向いています。収納時は36×16cmのコンパクトサイズになり、専用バッグで持ち運べます。
広めの空間を確保できるため、荷物が多いソロキャンプや少人数でのグループ泊で重宝します。一方で、TC素材特有の重量があるため、少しでも荷物を軽く抑えたいULスタイルを好む人には向いていません。
+ ここが頼れる
- コットンとポリエステルを混紡したTC素材により焚き火の火の粉で穴が開きにくい仕様です
- 420×410cmの広めなヘキサゴン形でグロメットが6ヶ所あり張り方の自由度が高いです
- 収納サイズが36×16cmとコンパクトになり専用バッグでスムーズに持ち運べます
- ここは割り切り
- TC素材ならではの重量があり、軽さを最優先したい場合には不向きです
DOD Itsukano Tarp Hexa Tarp TT5-631-TNと比べると、このアイリスオーヤマ製ヘキサタープはサイズや付属品の構成が異なります。展開時の大きさは4.4×4.4mで、専用ポールが最初からセットに含まれているのが大きな違いです。
総重量の記載がないため持ち運びの負担は正確に測りかねますが、ポール付きで設営に必要な部材が揃う仕様です。仕様表では耐水圧や紫外線カットの数値が明記されていないため、悪天候での過信は禁物です。グループやファミリーで広めのリビング空間を確保したい場合には、4.4m四方の広さが役立ちます。
+ ここが頼れる
- 専用ポールが最初から付属する
- 4.4×4.4mのゆったりした展開サイズ
- 組み立てが簡単なヘキサ形状
- ここは割り切り
- 製品全体の総重量が不明
- 耐水圧の数値データがない
- 収納時のサイズが大きめ
4.4kgの重量と幅約440×奥行約440cmというサイズ感は、2人以上のキャンプでゆったり日陰を作るのに向いています。素材はポリエステル100%で、耐水圧2000mmやUPF50+といった数値が並び、雨や強い日差しへの備えはしっかりしている仕様です。ただ、車移動を前提としない荷物運びでは、ポールやペグを含めた総重量が負担になる場面もあります。収納時は幅約68cmになり、細長くまとまるため積載の隙間に入れやすい形状です。スチール製のポールが2本最初から付いてくるので、買い足さずにそのまま張り始められます。
+ ここが頼れる
- 重量約4.4kg
- 耐水圧2000mm
- UPF50+の生地
- 収納時幅約68cm
- ここは割り切り
- ソロツーリングには重すぎる
- スチールポールが少し重い
5.2x4.2mの広さを持ちながら特殊なブラックコーティングによって高い遮光性を生み出すヘキサタープです。裏面の加工で紫外線を防ぎ、日差しを遮るため真夏のキャンプサイトでも影の濃さを保てます。重さはスペック表の範囲内でポリエステル素材ならではの扱いやすさがありますが、ポールやペグが付属しないため手持ちがない場合は別途揃える必要があります。
耐水圧8000mmという数値は一般的な雨なら十分に防げる仕様です。生地にはリップストップ加工が施され、格子状の織りが裂け目の拡大を防ぎます。
6つの角にはアルミ合金の金具が使われており、経年劣化への配慮が見られます。
+ ここが頼れる
- 耐水圧8000mmを備え激しい雨でも使いやすい
- 裏面のブラックコーティングにより高い遮光性を発揮する
Best Heavy Sun Blocker
Soomloom Solar Block Hexa Tarp 5.2x4.2m
Soomloomヘキサタープ大型5.2x4.2mソーラーブロックコーティング UPF50+ 日除け・紫外線対策
仕様表を見る限り、この製品のヘキサタープは5.2x4.2mのサイズと裏面のソーラーブロックコーティングが大きな特徴です。耐水圧5000mmのPUコーティングや150Dポリエステル平織り生地を採用し、遮光率と耐久性を高めています。ただ、収納時のサイズが70x15x15cmとやや大きめなので、車載スペースをあまり確保できないソロツーリングだと持て余すかもしれません。直径25mmのポールや長さ25cmのステンレスペグが最初から付属している点は、買い足しの手間を減らしたい場合に重宝します。
+ ここが頼れる
- 裏側のソーラーブロックコーティングにより日差しをしっかり遮る
- 耐水圧5000mmのPUコーティングで雨天でも使いやすい
- ポールやペグが最初から付属している充実したセット内容
- ここは割り切り
- 収納サイズが70x15x15cmと大きくかさばる
耐水圧1,000mm。仕様表を見る限り、通常の降雨なら防げますが、激しい雷雨では不安が残る数値です。天幕のサイズは430×350cmで、3〜4人用の広さを確保しています。重量は2.2kgあり、スチール製のポール5本が付属するため、荷物を少しでも軽くしたいソロキャンプには向いていません。
シート素材はポリエステルを採用しており、UVカットやシーム加工が施されています。収納時のサイズは48×13×13cmです。ペグ8本とロープ8本が標準で付いていますが、風の強い海沿いや山岳地帯では、より強度の高いペグに買い替える前提で考えておいたほうが無難かもしれません。
+ ここが頼れる
- 耐水圧約1000mmのポリエステル製シートを採用し、UVカットやシーム加工が施されている
- 長さ200cmのスチール製ポールやペグ、ロープ、収納ケースが付属する
野営地でよく聞かれること
- 問1ソロキャンプでヘキサタープを使う場合、何kg程度のモデルが適していますか?
- 答徒歩やバイク移動であれば2kg前後の軽量なモデルが望ましいですが、荷物を車に積む環境であれば重量よりも収納時の長さや設営のしやすさを優先するほうが現実的です。
- 問2ポリコットンのヘキサタープの下で本当に焚き火はできますか?
- 答ポリエステルに比べて火の粉で穴が開きにくい性質を持っていますが、火の勢いや風向きによっては焦げる可能性もあるためタープの下で直火や高すぎる焚き火台を使うのは避けるべきです。
- 問3ポールが最初から付属している製品を選ぶメリットは何ですか?
- 答買い足す手間や寸法違いの心配がない一方で、セットのポールがスチール製だと全体の重量が増えるため持ち運びの負担を考慮する必要があります。それらは移動手段や積載のゆとりによって評価が分かれます。
記載の誤りや販売終了に気づいたら、お問い合わせから教えてください。確認して直します。









