初めてのトンネルテントに、まず候補にしたい5つ
5つのトンネルテントのサイズや重量を比較し、自分のキャンプスタイルに合う1張りを見極められます。
文:野瀬 蒼汰読了 5分道具棚:トンネルテントリンク確認 2026.11.03
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キャンプのスタイルを変えるとき、テント選びは最初の大きな分岐点になります。特にトンネルテントは、リビングと寝室を一つにつなげた構造のおかげで、天候の変化に対応しやすいのが魅力です。ただ、ソロで身軽に動きたいのか、家族やグループでゆったり過ごしたいのかによって、選ぶべきモデルの大きさや重量は全く異なります。この記事では、ogawaやDODの大型モデルから、コールマンのコンパクトな設計、さらに煙突穴を備えたポモーリーやソロ向けモデルまで、様々な容量と特徴を持つ5つのトンネルテントを整理しました。これらは2ルームテント picksの選択肢としても注目されています。
候補の絞り方:公開されている製品仕様表と購入者の声を読み比べ、キーワードから外れるキッズ用テントや構造の異なるドーム型を除外してこの5つを選びました。 編集方針
選ぶ基準を先に
トンネルテントを選ぶときは、まず設営スペースと車載のゆとりを実寸で確認することが大切です。DODのカマボコテント3Mのように重量が約19.5kgに達する大型モデルは、十分な居住空間を生む一方で、積載スペースや設営時の負担をあらかじめ考えておく必要があります。逆に、総重量が約3.1kgの小型モデルなら、ソロでの持ち運びや積載のハードルが大きく下がります。
次に注目したいのがフレームの構造と素材の仕様です。耐水圧の数値やポールの材質は、雨風の中での安定性を左右する重要な要素です。コールマンのルーミーフロント2ルーム グレージュのように、リビング側と寝室側で異なるポールを組み合わせた構造は、空間効率と設営のしやすさを両立させる工夫として参考になります。
また、薪ストーブを使いたい場合は煙突穴の有無が選定の基準になりますが、高さが低いモデルでは内部の動きが制限される点に注意してください。スペックの数字だけで判断せず、自分の荷物量や同行者の人数に対して狭すぎないか、実際の寸法を思い描きながら検討を進めてみてください。
山小屋の棚に並べるなら
大型の居住空間を求めるなら、このモデルを一番に推したい。フライシートの素材はポリエステル210dで耐水圧1,800mmを備え、ルーフフライも付属しているため雨天のキャンプでも心強い。サイズは横幅320cm、奥行585cm、高さ205cmという堂々たる大きさで、内部で腰をかがめずに移動できる。ただ、大家族やグループでの利用なら快適だが、荷物を極限まで削りたいソロキャンパーにとっては持て余すサイズ感になりがちだ。フライ約10.7kg、ポール約7.9kgという総重量は決して軽くないため、車載スペースや積載のゆとりをあらかじめ確認しておいたほうがいい。
+ 強み
- 耐水圧1800mmのフライシート
- 高さ205cmの室内空間
- 直径19mmのアルミポール
- 総重量約23kgの堅牢性
- 弱み
- ソロキャンプには大きすぎるサイズ
- 重いポールとフライの総重量
カマボコテント3Mは4-5人用の大型トンネルテントとして広く知られており、約19.5kgの重量とゆったりした居住空間を備えています。リビングと寝室を一体化させた構造により、ファミリーキャンプで快適なリビングスペースを作り出せます。ただ、本体が重く収納サイズも大きいため、事前の車載確認や設営時の人数を考慮する必要があります。
リビング側をクロスフレーム、寝室側をアーチポールで構築したコンパクトな2ルーム構造です。使用時サイズは約490×260×170(h)cm、インナー側は約240×180×122(h)cmを確保し、収納サイズは約70×24×24cm、重量は約10kgとなっています。フライとフロアの耐水圧はそれぞれ約2,000mmを備え、素材には75Dポリエステルタフタや210Dポリエステルオックスフォードを採用しています。
ogawaのアポロン 5人用 2ルームテントなどに比べると一回り小ぶりな設計で、デュオキャンプや夫婦でのキャンプに向いています。荷物の多いファミリーだと手狭に感じることがあるため、居住スペースの広さを最優先するなら別の大型モデルを検討したほうがよさそうです。キャノピーポールが2本付属し、フロントフラップを跳ね上げることで開放的な前室空間をつくり出せます。
+ 強み
- リビング側のクロスフレーム構造により、コンパクトなサイズ感でありながらワイドな前室空間をしっかりと確保できること
- フライシートとフロアの耐水圧がどちらも約2,000mmの仕様であり、雨天時でも浸水を防ぎやすいこと
- 設営時にポールが抜けにくいアシストクリップを採用していること
- 弱み
- メインポールとリッジポールにFRPを採用しているため、総重量が約10kgとやや重めになっていること
仕様表を見る限り、ogawa アポロン 5人用 2ルームテントのような大型モデルとは異なり、このトンネルテントは展開サイズ約390×170×110cmというコンパクトな設計が最大の特徴です。総重量は約3.1kgに抑えられており、収納サイズも約50×24cmのため、バイクの荷台や車の限られたスペースにも無理なく積載できます。テント上部には薪ストーブ対応の煙突ポートを備えていますが、高さが110cmと低めの設計であるため、床面を広く使いたい大型ギアの持ち込みには窮屈さを感じるかもしれません。ソロやデュオでのキャンプにおいて、荷物を分ける前室の広さと換気性を重視するなら十分な実用性を備えています。
+ 強み
- 約3.1kgの軽量でコンパクトな収納サイズ
- 薪ストーブに対応する上部の煙突ポート
- 弱み
- 高さが110cmと低めで室内での窮屈さがある
- 大型のキャンプギアを並べるには前室が狭い
Openvista 3は2〜3人用のトンネル型テントであり、寒い季節のキャンプに向けて作られています。耐風性と安定性を高めるために4本の7シリーズアルミニウム合金テントポールが組み込まれており、薪ストーブ用の煙突穴を備えた構造が特徴です。ソロキャンプでのゆとりある空間確保や、荷物を減らしたいカップルに向いています。
ただ、大人3人が寝袋を並べて過ごすには広さに限界があります。収納時のサイズ感や実際の設営手順を確認した上で選ぶのが現実的です。
+ 強み
- 4本の7シリーズアルミニウム合金テントポールを備えており、風の強い環境でも安定性を保ちやすい
- 薪ストーブ用の仕様になっているため、冬の寒さ対策とテント内での暖房がしやすい
- スペース効率に優れたトンネル形状を採用している
- 弱み
- 2〜3人用とされているものの、大柄な成人3人が荷物とともに過ごすには手狭に感じやすい
問と答
- 問1トンネルテントは設営が難しいですか?
- 答ポールをスリーブに通して立ち上げる構造が多いため、骨組みの基本を理解すれば一人でも設営できますが、大型モデルでは重さがあるため二人での作業が確実です。
- 問2薪ストーブ対応のテントを選ぶメリットは何ですか?
- 答煙突ポートを備えているため寒い季節のキャンプでも暖をとりやすい反面、テント内の高さや広さが限られる場合は火気との距離に十分な注意が必要です。
- 問3ソロキャンプに大型のトンネルテントは向いていますか?
- 答それほど荷多くなく身軽に動きたい場合には、重量や収納サイズがかさむため適しません。
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